2014年8月30日土曜日

The Band 「The Last Waltz Celebration 1976 2nd Edition」

数年前にJohannaから発売されたブートです。
オリジナルは1976年当時のコンサート会場で配布されたポスターと同デザインのポストカード付きで¥5000くらいだったはずです。
写真の物は2nd Editionなのでポストカードは付いてません(笑)。

3DVD-Rで¥5000というのがバカらしくて買わなかったのですが、今年?この2nd Editionが発売されたようなので西新宿の某中古CD DVD専門店で購入しました。
¥2880という安さです!

内容は文句無しです!
もう映像を編集した方に直接会いに行ってお礼をしたいです!
「ありがとうございます!
細かい編集作業、お疲れ様でした!」

収録時間は約280分!
映画に使われたシーンとBill Grahamのコレクションテープを巧みに繋いであって音ズレ等のストレス無く楽しむことが出来ます!
もちろん曲順も時系列に並べてあります!
しかも音源はオーバーダヴィング等が施される前の完全なるネイキッドです!
しかもサウンドボード音源なので高音質です!
(終盤の数曲のみBill Grahamのテープが切れたため、オフィシャル音源が使用されています。)
しかしながら、Don't Do Itはオフィシャルでは聴けない6分強の最長版が収録されています!
(ホーンセクションがオーバーダヴィングされていますが。)

これだけのクオリティならプレスで出しても問題なかった思うのですがね!

コンサートや曲についての裏話が由緒で画面に表示されるのでこのDVDを見てWikipediaをちょこっと読めばこの日の裏話はほとんど分かってしまいます。

Neil Youngの鼻に悪い粉が付いていたのをビデオやDVDでは修正で消されているというのは有名な話です(笑)。

さてさて、長々と書いてきましたが本当に充実した内容のブートです。
しかも値段も安いと来た!
オススメです!
それでは、また。

2014年8月20日水曜日

The Ventures Japan Tour 2014

こんばんは。
久々の更新です(笑)!

つい先日、The Venturesのライブを見てきました!
やっぱり夏はベンチャーズです(笑)!
笑っちゃいかんよ、君~!

最近は懐メロバンドのドサ回りみたいになってしまっているのが残念なくらい楽しいライブでしたよ。
ちゃんとベースも叩いてましたし(笑)。
前回見たのが数年前なのですが、その時よりも格段に魅せ方がレベルアップしてるのが分かりました。
あの年になってもまだまだレベルアップしてることに驚きでした。

というわけで、ちょこっとライブの雰囲気を書いていきたいと思います。

開演時間になっても席は半分程度しか埋まってませんでした。
地方だとそんなものなのかもしれませんね。

1曲目はPipelineから始まったのですが、私の感想は
「あ~、何か聴いたことある曲だなぁ、あっ、Pipelineだ!ん!?あっ!そういえばベンチャーズを見に来たんだった!」
というような具合にベンチャーズを見に来てるということを全く自覚していませんでした(笑)。

世界中のベンチャーズファンの皆様、大変申し訳ございません。
でも私だってサイン入りの写真を買う位のファンなのです。
えっ?そんなのは当たり前?
はい、おっしゃる通りでございます。

とまぁ、こんな感じでライブが幕を開けたわけです。

特筆する必要も無い(セットリストを正確に覚えていないというのもありますが(笑)。)位にヒット曲が続きました。
後で追記するかもしれません。

びっくりしたのですが、Don Wilsonがボーカルをとったのです!
最近のベンチャーズは歌も歌うのですね(笑)。
え?もしかして有名?
そんなことはないですよね?

45分ほどでDon Wilsonが「チョットキュウケイ。」と言って15分の休憩をはさみました。
ここまでが第一部です。

休憩中のサウンドチェックでもDon Wilsonのタッチと思われるギターの音が聴こえました。
あの音は間違いないと思います。

第二部の頭の数曲はなんと!
アコースティックでした!
Gerry Mcgeeのクラシックギターがいい音でした。
おそらくピエゾだと思われます。
実はピエゾピックアップを通したクラシックギターの音は大嫌いなのですが、びっくりする位のいい音でした。
そのかわりに?Don Wilsonのアコースティックギターの音は最低でした。
音も小さい上に、ピエゾ特有のペケペケペシペシな音でした。
それがとても残念でした。
Gerry Mcgeeがちょこっと弾いたブルース、カッコよかったなぁ。

途中でまたエレキに持ち帰るのですが、またしても説明不要なヒット曲が続きます。
セットリスト、覚えてなくて本当にすみません。

Walk Don't RunやDiamond Headはやってたのですが・・・。
そんなこと言われなくてもわかる!
はい、ごもっともでございます。
ちゃんと後でCD-Rに焼いて確認しますから許して下さい。

!?

朝日の当たる家をやりました。
Gerry Mcgeeのギターソロ、やはり冴えてました!
流石は元Delaney & Bonnieのギタリストです!
客席まで出てくるんですもの~!
カッコいいったらないです!
でも前の方の席だったので後ろに行ったりするともう見えないのです。
しかも中央付近だったので同じラインに来ても全然見えないのです。
贅沢な悩みです(笑)。

びっくりしたのですが、Green Onionsをやりました!
Gerry McgeeはSteve Cropperのフレージングを意識しながら弾いていたような印象でした。

そういえば2部ではGerry Mcgeeも一曲歌いましたよ。

最後はCaravanで終わりました。
これはもう説明不要ですね。
そればっかりだね、君~!
ドラ息子がベースを叩きました。
ドラ息子が電子ドラムで客席まで降りて来てお客にちょこっと叩かせてました。
リズム感の無い方に当たると、そそくさと移動してましたが、リズム感のある方に当たるとその方のところにしばらくいました(笑)。
とまぁ、こんな感じです。

Don Wilsonのバッキング、キレてました。
カッコよかったです!
昔はテケテケなんて言われていた例の音なんてスゴいですよ。
ガーガシャガシャガシャ!
その音だけでやられてしまいます。
(昔だってテケテケなんかじゃないのです。ドゥードゥクドゥクドゥクなのです。)

Gerry Mcgee、流石です。
あなたのギターを聴くためにベンチャーズを見に行ってもいいと思いました。
(ベンチャーズファンの皆様、大変申し訳ございません。)
彼のベンチャーズとしてではない演奏が聴きたいです!

Bob Spalding、ベーシストです。
アコースティックセットでのアップライトベース?(もうちょっとボディがありました。)カッコよかったです!
でも、Diamond Head等の数曲でGerry Mcgeeからギタリストの座を奪わないで、お願いします。

ドラ息子、ドラムもそうですけど、日本語がスゴく上手かったです。
「新発売」
「新しい」
等、とても日本語的な発音でした(笑)。

まとめます!

やはり懐メロバンドのドサ回り感は少なからずありますが、歌を歌ったりアコースティックセットを組み込んだりで今までのベンチャーズとは違う。
という印象を受けました。
でも変わらないベンチャーズを求めている客層の方が多いと思います。
本人達が楽しんでいるかは分かりませんが、変化のあった今回のライブの方が楽しかったです。
また見に行きたいと思いました。

ベンチャーズ、懐メロバンドなんかじゃないですよ。
騙されたと思って見に行ってみて下さい!

それでは、また。
セットリスト、追記するつもりです。すみません。

2014年8月5日火曜日

Taj Mahal 「Taj Mahal」

1967年に発売されたTaj Mahalの1stアルバム。
Taj Mahalの公式サイトでは1968年となっていますが、CDのクレジットでは1967年と書いてあります。
どちらが正しいのでしょう?

1 Leaving Trunk

2 Statesboro Blues

3 Checkin' Up On My Baby

4 Everybody's Got To Change Sometime

5 E Z Rider

6 Dust My Broom

7 Diving Duck Blues

8 The Celebrated Walkin' Blues

Duane Allmanがこのアルバムに収録されたStatesboro Bluesを聴いたことによってAllmansによる熱演が生まれたというのは周知のことです。

Jesse Ed Davis独特のギターが全体を通していい味を出してます。
あのチョーキング、ビブラートのニュアンスはちょっとやそっとじゃ真似出来ません。
どんな速弾きよりも難しいと思います。

躍動感溢れるシャッフル系の曲が多く収められていますが、最後は「ど」ブルースで終わるというのがまた堪りません。
基本的に8曲しか収録されていないというのもありますが、もっと聴かせてくれ~!と思わせる終わり方をするニクいアルバムです。

ロックファンは必聴です!
それでは、また。

2014年8月1日金曜日

Cowboy 「reach for the sky,」

Cowboyの1stアルバムです。
このアルバム、大好きなのです!
このブログのタイトルの由来は当盤からです。
「Sky」が「Skydog」になっていますが(笑)。
しかしScott BoyerとTommy Taltonの声っていいですよね~。
内容としてはそんなにロック色が強くなくて、割りとカントリー、ブルーグラスなアルバムなので物足りない!
という方もいらっしゃるかと思いますが、私はこの雰囲気が好きです。
曲を始める前の話し声なんかが収録されているのも和気あいあいとしてて好きです。
コントロールルームにいるような気分にもなれます。

1 Opening
ボーカルのハーモニーが美しい曲で、この曲をひと度聴いたら惹き込まれて抜け出せなくなります!

2 Living in the country
1曲目の余韻が残ったまま続く、心地好いカントリーです。
わずかにコーラス?がかかっているエレキのオブリガードが堪りません!

3 Songs of Love & Peace
ギターとピアノの響きがとても綺麗な曲です。
音数の少ないギターのオブリガードがカッコいいです。

4 Amelia's Earache &
ピアノの弾き語りですが、途中でやめてしまいます(笑)。

5 Pick Your Nose
軽快なカントリーですが、すぐに終わってしまいます(笑)。
ちょっと「I Am A Rock」を思わせるようなメロディです。

6 Pretty Friend
ピアノがとても美しい曲です。
ピアノソロがまた素晴らしいです!

7 Everything Here
少しロックになります。
スライドギターとフィドルの掛け合いと言いますか何と言いますか、とてもカッコいいです!

8 Stick Together
少しロックな曲が続きます。
スライドギターのオブリガードが良い味を出してます。

9 Use Your Situation
イントロのピアノとギターの響きが綺麗です。
このアルバムは全体を通して楽器の音がいいです。

10 It's Time
少し物悲しげな曲です。
語りかけて来るような優しげな歌は言葉が通じなくてもジーンと来ます。

11 Honey Ain't Nowhere
スタッカートなフィドルが疾走感を出している爽快な曲です。
まるでアメリカ南部の牧草地を駆け抜けているような気分になれます!

12 Rip & Snort
まさしくカントリーロックです。
最後のボーカルに負けじとたたみかけるようなスライドギターは最高にカッコいいです!

13 Josephine, Beyond Compare
最後の曲に相応しい様な心地好い曲です。
これを聴いて余韻が残ったままもう一度最初から聴くのもいいです。
余韻に浸りきった後にもう一度というのもいいです。

以上、解説?でした。
それにしてもこんなに素晴らしい名盤が最近までCD化されていなかったというのは理解に苦しみます。
他のアルバムのCD化はいつになるのでしょうか・・・。

それでは、また。

At Fillmore Eastのオリジナル盤等に収録された音源のまとめ

こんばんは。

At Fillmore Eastのオリジナル盤等に収録された音源が6公演+1公演の内の、どのテイクなのかがおおよそハッキリしました!
今回はそれをまとめて行きたいと思います。
よろしければお付き合い下さい。
当然ながら音源のソースは「1971 Fillmore East Recordings」です(笑)。
(以下に記載します、「過去のデータ」というのは「At Fillmore East」のプラチナSHM-CDのライナーをソースとしております。)

1 Statesboro Blues
「3/13 Early Show」
(過去のデータでは3/12 Late Showとなっていました。)

2 Trouble No More
「3/13 Early Show」
(BOXセットの裏の曲目リストでは3/12 Late Showのテイクも既発という表記になっていますが、収録されている盤が確認出来ません。
ただの表記ミスという可能性もありますが、何か情報がありましたらお知らせ頂けたら幸いです。)


3 Don't Keep Me Wonderin'
「3/13 Early Show」

4 Done Somebody Wrong
「3/12 Late Show」
(過去のデータでは3/13 Late Showとなっていましたが、そもそも3/13 Late Showでは演奏されなかったようです。)

5 Stormy Monday
「3/13 Late Show」

6 One Way Out
「6/27」

7 In Memory Of Elizabeth Reed
「3/13 Early Show」
(過去のデータでは編集で2種類のテイクを繋げたものとされていますが、聴き比べたところ編集されたものではないようです。念入りに確認したつもりですが、間違っていたらすみません。)


8 You Don't Love Me
At Fillmore East「3/13 Early Show+3/12 Late Show」
Quad Mix「3/12 Late Show」
(過去のデータでは前半が3/12 Late Showで後半が3/13 Early Showとなっていましたが、逆だったようです。)

9 Midnight Rider
「6/27」

10 Hot 'Lanta
At Fillmore East「3/13 Late Show」
The Fillmore Concerts「3/12 Late Show」

11 Whipping Post
「3/13 Late Show」

12 Moutain Jam
「3/13 Late Show」

13 Drunken Hearted Boy
「3/13 Late Show」

という感じにまとめさせて頂きました。
当方、実は「The Fillmore Concerts」を所有していないため、別編集と言われている「In Memory Of Elizabeth Reed」は未聴です。
程度の良い日本盤を入手することが出来たら追記します、というか改めて投稿させて頂きます。
あくまでも今回は速報ということで、すみません。

じゃあ何でHot 'Lantaのテイクが割り出せたんだ!
と怒られてしまうかもしれませんが、前述のCDのライナーに
「The Fillmore Concertsに収録されているHot 'Lantaは3/12 Late Showです。」
と記載されているのです。

当方の耳で確認出来ていない前述の2曲に関しての情報や、
「違う、違う、それは違うよ~♪」
という意見がありましたらコメントに書いて頂けたら幸いです。
というわけで今日はおやすみなさ~い。